2012年6月30日土曜日

山暮らしの花暮らし


 長い梅雨晴れながら気温はそんなに高くないので暑さに喘ぐようなこともなく木々の様子も落ち着いて見える。花の季節ということではバラや紫陽花が活き活きとする時期、バラ祭り開催中の近くのボタニカルガーデン(http://www.izumi-green.co.jp/site/botanical/index.html)に行ってみた。
 ダム湖を取り巻くように広がる敷地面積21,000坪(7ha、を、うちの100倍か)に丁寧に手入れされた花畑、というより自然の植生を残しつつ人工的になりすぎないように、そこここにそっと花を散りばめた、そんな感じのとても気持ちの良いところ。田舎くささは微塵もなく、こんないいところが隣の山にあるとは知らなかった。ウチも「山」具合では負けていないが、花のアクセントが効いている景色はまた違う良さがある。
 時期は過ぎているもののイチゲやカタクリなどの山野草の自生エリアをウリにしているが、そういう楚々とした小さな野草はウチの川縁になんぼでもあるで〜と少々得意になりながらも、多種多様で華やかな紫陽花なんかはウチにはないキャラクターなのでやっぱりええね〜と庭造り構想を膨らませつつの小一時間の散歩でした。

 帰宅後、さて我が家の「庭(?)」の花はどうなってるかいな。。とひとまわり。プクプクに熟した木イチゴが夕暮れの茂みから鮮やかなオレンジ色をのぞかせていたので鳥や動物に取られる前に収穫。





2012年6月23日土曜日

板子一枚下は地獄?


  梅雨の晴れ間。広いバルコニーが気持ちのいい午後。ここから眺める四季折々の景色はほんとにスバらしくて、真冬でも厚着して股火鉢で雪景色を眺めたくなる。梅雨は梅雨で少々の雨では濡れないので晴耕雨読、落ち着いた読書の時間にもイイ。。
 とはいえ所詮は「外」「屋外」なのでこまめな掃除は必要。黄砂の季節には床のスノコがうっすら黄色くなるほどだし、周囲は未舗装なので土埃の堆積や秋には落ち葉など、さらに我が家はカーテンが全くないので灯りに誘われてこの時期は蛾や小さな昆虫がわんさと窓にへばりついてきて、朝には大量の死骸となって降り積もるのだ。ササッと箒で掃けばひとまずオッケーで、時々拭き掃除をしていさえすれば日常的には快適に過ごせる。。表面的には。というのも床はスノコ、そこにはすき間があり、その下には10センチほどの「別世界」があるのだ。頭では理解しているものの、そうしょっちゅうスノコをひっくり返して掃除するのも面倒で、別世界に日に日に堆積する「あれ」や「これ」やの様子を想像しては忘れたつもりでいたのだが、いつかはやらねばならない、という気持ちになぜか今日は火がついて、思い切って大掃除することに。別世界は想像通りでもう筆舌に尽くしがたい地獄の様相を呈していてここでは具体的な描写はやめときます。想像にお任せするということで。まずは箒とちりとりであらかた別世界の住人にお集まりいただき退去してもらってから、高圧洗浄機でビシャ〜っと一掃。排水のための「くちばし」も幸い詰まっておらず、小一時間ですっきりさわやかに。これでしばらくはほんとに気持ちよく過ごせそう。
 あ、先週遊びに来てくれてバルコニー絶賛してくれたN君、ごめんね〜実は足下はこんな状態なのでした。





2012年6月9日土曜日

川下り

 梅雨入り前の雨の少なさか、川の水位がずいぶんと低くなって深くてもせいぜい膝下くらいなのでじゃぶじゃぶと川下りをしてみた。先月の大雨で川底がキレイになった一方で、風や川の浸食で倒れた杉でワイルドだったり、そうかと思えばひっそりと静かな淀みがあったりと、ほんの数百メートルの間にも様々な表情を見せる。途中で岸に上がってテクテク歩く道すがら、泉が岳のシルエットが美しい夕暮れ。もうすぐ梅雨入り。