
2012年11月30日金曜日
芋づる式の好奇心

2012年11月7日水曜日
無い方がいい?ある方がいい?
今年はやや暖冬傾向とのことで、実際10月にほとんどストーブを焚くことなく過ごせた。冷え込みもあまりひどくないので紅葉も今年は遅め、かつ色合いも柔らかだ。今週末くらいがモミジも綺麗かな、というタイミングに長期出張で見られそうにないので、今朝の家のまわりを写真におさめてみた。意外に緑が残っている方が赤や黄色が鮮やかに見えるのか、「燃えるような」ほどではないけれど、穏やかな色彩がかえって良かった。

逆に「見せる」ことを意識すれば電柱・電線のデザインも変わるかも知れない。「山の稜線に対してあの電線のラインがいいね〜」みたいな。以前展覧会で訪れたイギリス中部ランカシャーの片田舎Clitheroeで見た電線はいずれも放射状に伸びていて整然として青空にアクセントを与えていた。ちなみにこのギャラリーは「Platform Gallery」といって、まさに駅舎の一部がギャラリーになっているというところ。アクセス抜群。
2012年11月4日日曜日
鎮める力
秋の陽気に誘われて近くをドライブしていたら、なぜか近所の採石場の入り口に「鷲倉神社はこちら」なる、急作りの案内板が。採石によって日に日に姿を変えている(はず)の小高い山の向こう側に神社があるのは地図上では確認していたものの、ウチからは山の反対側からしかアクセスできないものと思っていたので、これ幸いと案内板に誘われるがままに行ってみた。「まんま」採石場を抜けると山の頂上に小さなお社が。なんでも毎年文化の日(たまたま今日だった)には寄り合いがあるそうで、地元のおじさんたちがたくさんいらっしゃって、一杯飲んでご機嫌なのか、いきなり赤飯をごちそうになった。と、おもわず目に飛び込んできたのがこのご神木。なんと樹齢500年。手持ちの携帯カメラではとても全貌は収まらない大迫力。鬱蒼とした杉林を一直線に登ってくる180段の石段といい、小さい割に造作のしっかりしたお社といい、随分と時の重みを感じる神社でした。近所にこうしたなにかを「鎮め」てくれそうな見えざる力が漲った場所があることに少し安心した、空の高い文化の日でした。


登録:
投稿 (Atom)