2013年8月14日水曜日

薪置き場のエレキング

日当たりのいい南側に薪棚を増設した。日当たりがいいとはいえ、川に面しているので実際のところ十分に乾燥するのか、まずはこの半年で実験だ。軒下なので雨掛かりは心配ないのだが、軒先からの雨垂れが犬走の表面で跳ね返って、下の方の薪がびちゃびちゃに濡れてしまうのが難。まずは雨垂れの当たる部分に斜めの板でも設置してみるか、と検討中。ほかにも人工芝(最近の良くできたヤツは天然と見分けがつかない)を敷くとか、そもそも雨樋をつけよう、とかいろいろと画策中。。と、ふと棚の裏を覗いてみると時折見かける、我が家では「先生」と呼んでるでっかいヒキガエルが鎮座ましましていた。このお腹の柄、まるでエレキング!きっとウルトラマンの怪獣デザイナーはこれをヒントにしたな。



デッキのメンテナンス

我が家の外周りの木部は全て木部含浸系の天然塗料仕上げだ。垂直面は10年くらいはそのままで大丈夫だそうだが、水平面はさすがにそうもいかず、デッキは丸3年を経て結構傷みが目立つようになってきた。特に雨樋の無い軒先からは夏でも夜露がしたたるので、その直下はかなり塗料が剥がれて木部が露出してきた。塗料はこれ。
 やや値は張るものの、自然塗料で耐久性もあり、塗り増しすることで耐久性も高まり、含浸系なので塗りムラにもなりにくく、とても使いやすい塗料だ。テレピン油(今回は天然採取のイイやつ)で希釈して刷毛でゴシゴシ。これであと3年は安心。「3年」をどう評価するかはさておき、手をかけて徐々に風合いが出てくるあたりはどこか漆にも似ている。

2013年8月3日土曜日

くじけたわけではないけれど



 薪割り機を買った。これまで全量、人力で割ってきたが、今年は割り時期の5,6月が忙しく、かつ雨も良く降ったので、割り残したまま夏を迎えてしまった。これから人力で割るには暑すぎて体力的にキツいなあ、と思いつつ、薪割り機も安い道具ではなく、それにかさばるので置き場所もなぁ。。とグズグズしてたところに嫁さんの「買お」のひと言に背中を押された。

 この手のトルクの必要な機材はエンジンでしょう、と思っていたが、知り合いによるとこの機種が思いのほか使えるようで、使い勝手もいいとのことで電動にした。実際に使ってみると安物にありがちなフレームの「よれ」もなく、斧では歯が立たなかった筋張った節がちな丸太もメキメキと割ってくれる。ゆっくりとした動作で人力よりも効率は悪いかな?と思ったが、小一時間でこれくらいの山ができるということは人力とほとんど変わらない。ないしろ肉体的な疲労がないので、コンスタントに続ければ圧倒的に人力よりも早く割れる。こいつがスグレものなのは基本的にとてもスリムなだけではなく、車輪を軸にひょいと一端を持ち上げるだけで直立で自立してくれるので置き場所に困らないことだ。自重は76kgあるものの、車輪もしっかりしているので、ころころと引きずっていって好きな場所で使えるのも○だ。あとは耐久性だが、こればっかりは来年以降の評価を待つしかない。斧で割るあの快感も捨てがたいが、夏場の薪割りは文明の利器に任せよう。