2013年8月3日土曜日

くじけたわけではないけれど



 薪割り機を買った。これまで全量、人力で割ってきたが、今年は割り時期の5,6月が忙しく、かつ雨も良く降ったので、割り残したまま夏を迎えてしまった。これから人力で割るには暑すぎて体力的にキツいなあ、と思いつつ、薪割り機も安い道具ではなく、それにかさばるので置き場所もなぁ。。とグズグズしてたところに嫁さんの「買お」のひと言に背中を押された。

 この手のトルクの必要な機材はエンジンでしょう、と思っていたが、知り合いによるとこの機種が思いのほか使えるようで、使い勝手もいいとのことで電動にした。実際に使ってみると安物にありがちなフレームの「よれ」もなく、斧では歯が立たなかった筋張った節がちな丸太もメキメキと割ってくれる。ゆっくりとした動作で人力よりも効率は悪いかな?と思ったが、小一時間でこれくらいの山ができるということは人力とほとんど変わらない。ないしろ肉体的な疲労がないので、コンスタントに続ければ圧倒的に人力よりも早く割れる。こいつがスグレものなのは基本的にとてもスリムなだけではなく、車輪を軸にひょいと一端を持ち上げるだけで直立で自立してくれるので置き場所に困らないことだ。自重は76kgあるものの、車輪もしっかりしているので、ころころと引きずっていって好きな場所で使えるのも○だ。あとは耐久性だが、こればっかりは来年以降の評価を待つしかない。斧で割るあの快感も捨てがたいが、夏場の薪割りは文明の利器に任せよう。


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