2014年2月28日金曜日

大きな一歩

いよいよウルシを植える準備も佳境に入ってきた。ウルシ植樹の前回の投稿(「ないものはつくる」)を振り返ってみると11月とはいえ、まだ周囲の山々には緑も見えるが、あれ以来ひたすら雑木の伐採と地拵えの日々を経て、下穴を掘るところまできた。直径1メートル、深さ50cmくらいの穴を重機(といってもとても小さくて一家に一台な感じ)で掘って、そこに堆肥と石灰、油かすを混ぜ込んで埋め戻す。最後に堆肥をかけて準備完了。植樹の当日は3年目の苗木を一本ずつ植えていく。すでに十分土は柔らかくなっているので、簡単な作業ではあるものの、なんといっても100本近く植えるので当日は結構大変なことになりそうだ。人手も必要なのでボランティアを募集したところ、あっという間に定員に達して総勢50名で作業することに。当日は東京からはるばる来てくれる人たちも嬉しいかぎりだが、なんといっても地元宮城の人がたくさん参加して下さるのが嬉しいというか心強い。ここにしっかりウルシが根付いて地域の人たちの何らかの支えとなるまで、長い道のりだが、まずは一歩を踏み出さないとそこに道はできないのだ。


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