2013年9月29日日曜日

鳥も楽しそうで

 何をするわけでもなく、そこに居るだけでなんとなく気持いい、という日は年に何回あるだろうか?今日はまさにそんな日だ。気温21度、湿度55%。緑が楽しめるのもそろそろ終わりに近づいているようで、あちこちで実がなってる。隣の田んぼでは稲刈りも始まった。収穫の秋だ。最近気付いたことだが、夏の間は野鳥があまり居なくなる。そういえばまた賑やかになってきたなと思って、外を眺めているとコゲラやキビタキ、セキレイといった春に見かける常連さんが戻ってきている。。と思ったら大きな鷺が川に舞い降りた!これはアオサギ。舞い降り、飛び立つその姿はどこか神々しいところがある。このアオサギものんびり気持ちよさそうだった。


2013年9月23日月曜日

紅葉が始まった

 紅葉が始まった。通年で木々の様子を観察していて、5月末〜梅雨入り前までは新緑の勢いがあるが、梅雨が明ける頃からはそれ以上には葉は茂らないことが分かってきた。7月まではどんどん葉を広げるが、あとは通年のスパンでいえば、いわば枯れていくプロセスにある。緑の鮮やかさは徐々に失われ、台風が過ぎる頃には黄変が始まる。気がつけば赤くなってるものがある。一番最初に紅葉を始めるのはサクラのようだ。

2013年9月20日金曜日

漆の精製

 山形に漆を見に来た。東北は漆の産地として有名だが、宮城県は漆を一滴も生産していない。漆塗りの文化財が東北一多く現存する宮城県が、その原料たる漆を生産していないのはいかがなものか?ということで、震災で耕作放棄されている農地に漆の木を植えようという計画がある。ウルシ(樹木としての漆はウルシと書く)は人里離れた山間部にひっそり、というイメージだが、時折「漆畑」という地名や名字があることからも分かるように、ウルシは実は畑に植えられていたものである。江戸時代には、茶・桑・楮、三椏(こうぞ、みつまた:紙漉きの原料)・桐・漆は五木と称して畑に植えてよい樹木とされていたそうだ。いわゆる園芸種として平地に伸び伸びと植えて人が手をかけてこそ、健康に育つということを提唱している研究者や民間の活動家がいて、彼らのフィールドを見せてもらいに山形へ来たのだ。文化財の修復の現場では、去年山形で採れた漆をくろめていた。「くろめ」とは、生漆(濾過してゴミを取り除いたもの)を天日にあててゆっくり攪拌し、水分を蒸発させる作業のことである。最初は白濁していた漆が4-5時間でゆっくり褐色透明に変化していく様は、作業をしていた方をして、畏敬の念を抱くと言わしめるような、神秘的なものだ。この日本産漆で拭き漆をすると、ほんのりワインレッドに仕上がるのだ。中国産では決してこういうエレガントな色にはならない。この現場は風呂場で水回りの厳しい環境にも関わらず、漆が施されているおかげで138年間も腐らずほぼ当時の輝きを今に伝えている。この地、山形に30年前に植えられたウルシから採取された漆が、いまも息づく文化財をこれからも守っていく、まさに究極の地産地消であり、人の営みも含めた文化財保護である。


2013年8月14日水曜日

薪置き場のエレキング

日当たりのいい南側に薪棚を増設した。日当たりがいいとはいえ、川に面しているので実際のところ十分に乾燥するのか、まずはこの半年で実験だ。軒下なので雨掛かりは心配ないのだが、軒先からの雨垂れが犬走の表面で跳ね返って、下の方の薪がびちゃびちゃに濡れてしまうのが難。まずは雨垂れの当たる部分に斜めの板でも設置してみるか、と検討中。ほかにも人工芝(最近の良くできたヤツは天然と見分けがつかない)を敷くとか、そもそも雨樋をつけよう、とかいろいろと画策中。。と、ふと棚の裏を覗いてみると時折見かける、我が家では「先生」と呼んでるでっかいヒキガエルが鎮座ましましていた。このお腹の柄、まるでエレキング!きっとウルトラマンの怪獣デザイナーはこれをヒントにしたな。



デッキのメンテナンス

我が家の外周りの木部は全て木部含浸系の天然塗料仕上げだ。垂直面は10年くらいはそのままで大丈夫だそうだが、水平面はさすがにそうもいかず、デッキは丸3年を経て結構傷みが目立つようになってきた。特に雨樋の無い軒先からは夏でも夜露がしたたるので、その直下はかなり塗料が剥がれて木部が露出してきた。塗料はこれ。
 やや値は張るものの、自然塗料で耐久性もあり、塗り増しすることで耐久性も高まり、含浸系なので塗りムラにもなりにくく、とても使いやすい塗料だ。テレピン油(今回は天然採取のイイやつ)で希釈して刷毛でゴシゴシ。これであと3年は安心。「3年」をどう評価するかはさておき、手をかけて徐々に風合いが出てくるあたりはどこか漆にも似ている。

2013年8月3日土曜日

くじけたわけではないけれど



 薪割り機を買った。これまで全量、人力で割ってきたが、今年は割り時期の5,6月が忙しく、かつ雨も良く降ったので、割り残したまま夏を迎えてしまった。これから人力で割るには暑すぎて体力的にキツいなあ、と思いつつ、薪割り機も安い道具ではなく、それにかさばるので置き場所もなぁ。。とグズグズしてたところに嫁さんの「買お」のひと言に背中を押された。

 この手のトルクの必要な機材はエンジンでしょう、と思っていたが、知り合いによるとこの機種が思いのほか使えるようで、使い勝手もいいとのことで電動にした。実際に使ってみると安物にありがちなフレームの「よれ」もなく、斧では歯が立たなかった筋張った節がちな丸太もメキメキと割ってくれる。ゆっくりとした動作で人力よりも効率は悪いかな?と思ったが、小一時間でこれくらいの山ができるということは人力とほとんど変わらない。ないしろ肉体的な疲労がないので、コンスタントに続ければ圧倒的に人力よりも早く割れる。こいつがスグレものなのは基本的にとてもスリムなだけではなく、車輪を軸にひょいと一端を持ち上げるだけで直立で自立してくれるので置き場所に困らないことだ。自重は76kgあるものの、車輪もしっかりしているので、ころころと引きずっていって好きな場所で使えるのも○だ。あとは耐久性だが、こればっかりは来年以降の評価を待つしかない。斧で割るあの快感も捨てがたいが、夏場の薪割りは文明の利器に任せよう。


2013年7月14日日曜日

変身!

 初めて間近で見た。蝉の羽化。この時期、あちこちで抜け殻は見るし、その近くに抜け穴もポコポコ見かけるが、蝉の羽化は真夜中、という意識があったので、その瞬間に立ち会えたことよりもむしろ、その時間帯に驚いた。こんな真っ昼間に!羽のまだらな感じと大きさからするとニイニイゼミのようだ。ふと脇を見るとこれからオレも!というようなサナギがトコトコと高みを目指して石をよじ登ってた。夏だ。