2012年2月27日月曜日

やっぱ機構だぜ、キコー

生活必需品を新調。この手の2ストローク機自家用エンジンにも規制の波は押し寄せてきていて、すでに業界は4ストへ移行しているらしい。しかし機構がシンプルな2ストは、なんといっても1回転ごとに爆発させてるから同じ回転数なら爆発回数が4ストの2倍で、馬力もトルクも大きい。ふけ上がりも4ストの比じゃない。燃焼効率が悪いのはタマにキズだけど、37ccくらいの排気量の燃費気にしてもね。構造がシンプルなのでオーバーホールも簡単だし、4ストのようにバルブやタペットの微調整みたいに気を遣うこともないし。とにかくもうこの手の2ストは生産されないわけで、貴重なものを手に入れたとも言える。あれ?工業技術資料用?にもう一台買うかな?
さておき、こちら規制前の名器、通称「サンナナ」。低速側、高速側ニードルとかむき出しの遠心クラッチとか、もう堪りません。さらにカバーを開けて見れば 見るほどよー出来てる。安全装置とかスロットル連動のチョークレバーとか、タフな仕事をする機械なのにとても繊細な動きをする機構でいっぱい。今時の機械なのでやらなくてもいいのかも知れないが早速ニードルを甘めにセッティング(ニードルは触るなと書いてあるものの、そこに調整ネジがあれば触りたくなるのは人情ってもんですぜ)して1タンク空回し、時々ゆっくり回転上げる、x2回やって一応慣らしを終了。やらなくても最初から綺麗に回ってたけどね、むしろチェーンとかスプロケの慣らしだな。で、いろいろと切ってみるが大型機に比べるべくもないが、これまでの小型機に比べればそのパワーとトルクは圧倒的で、しかもこれはハンドルにヒーターが内蔵してあるので冬場もへっちゃら、これで体力的にも少し楽になるな、と思ってたらそろそろ冬も終わりでもう切るものがあまりない。。雪解けを待って秋に倒しておいた木の玉切りをしよう。
しかし仕組みが見える頼もしさといったらないね。やっぱ機構だぜ、キコー。



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