2012年5月26日土曜日

水鏡のヤブデマリ

田植えがひと通り済んだばかりの稲穂がまだ小さい 近所のあちこちの田んぼはまるで鏡のようだ。水鏡のよう、という表現がまさにぴったりの、景色が瑞々しい季節。夜にはカエルの大合唱も大迫力だ。この時期一気に花を咲かせるのがこのヤブデマリ。シュッとした紫陽花のような小木なのだが、遠くからでもひと目で分かるほどの輝くような白さと控えめな華やかさ(?)で毎年楽しみにしている花だ。どこかしら花嫁を連想させる、何故だろう。少々剪定して樹形を整えたので今年は容姿端麗。この姿が水を張った田んぼに映る情景を「水鏡」のことばにのせて俳句にしたら。。。俳句を詠みたくなる人の気持ちはよく分かるのだが、なかなかに詠めない、詠めるけどとてもじゃないけど書くには忍びないので心のなかで静かに鑑賞するのでした。


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